はじまりとこれからHUBHUBスペシャル対談 第4回

デザインの力で変えるトレーラーハウスのイメージ
「HUBHUB」の思いとこだわりに満ちた空間づくり

柳生 千恵(左)
interior design Strasse 代表
インテリアデザイナー
佐藤 貴幸(右)
三井不動産/ビジネスイノベーション推進部

お客様をお迎えし快適に過ごしてもらうHUBHUB(ハブハブ)の空間。その設計やデザインにおいて大切にしているものとは一体何なのか。ビジネスイノベーション推進部の佐藤貴幸がその手腕を「柳生マジック」と称するインテリアデザイナー柳生氏との対談の中で、HUBHUBのデザインに通底する思いが明らかになった。

妥協のない空間をデザインするために

―HUBHUBの空間づくりへの思いと柳生さんとの出会いとは

佐藤HUBHUBは当初、トレーラーハウスでホテルをつくりたいというところからスタートしています。一般的にトレーラーハウスでの宿泊と聞いて思い浮かべるのは、キャンプ場などで利用されているような簡素なものというイメージで、ある意味高級感とはかけ離れていると思うんです。しかしそれを東京の街中に持ってくるならば、ちゃんとしたホテルのようにいわゆるグレード感のある快適な空間で過ごしてもらたいという思いがありました。あくまでも可動式のアセットとしてトレーラーハウスを使用するというのがこの事業のポイントですから、設計や設備に手を抜いたりチープなものを提供する訳にはいきません。そしてグレードの高い空間を実現するためには、細かい点から全体的な点まで含めたデザイン性の高さも不可欠だと考えていました。
その後、パークホームズの池田さん(スペシャル対談第1回参照)にお会いして、一緒にプロジェクトを進めるにあたって、過去の施工事例をいくつか見せてもらったんです。その中で「これは日本で一番ハイスペックなんじゃないか」と感じたのが柳生さんのデザインしたトレーラーハウスでした。池田さんからも「(トレーラーハウスの)デザインならこの人しかいませんよ」と言われて紹介してもらったんですよね。

柳生パークホームズさんのトレーラーハウスを手がけて5年くらいになりますから、もれなく一緒についてきたって感じでしょうか(笑)

佐藤貴幸(さとうたかゆき)

(さとうたかゆき)
1967年生まれ。静岡県出身。サウナ・スパプロフェッショナル。2019年度三井不動産(株)新規事業提案制度「MAG!C(マジック)」の最終選考を通過し2020年4月より「HUBHUBプロジェクト」のプロジェクトリーダーに就任。「人々の暮らしをもっと豊かに!もっと快適に!」を目標に日夜邁進中!!

トレーラーハウスで体験する驚き

―HUBHUBでの過ごし方、楽しみ方のポイントは

柳生ここ(HUBHUB日本橋人形町)には貸切専用のバーデプール(水着を着用して入るプール)、そしてBBQグリル完備のパーティースペースとキッチンがあります。このパーティースペースは可動式の屋根があるので、雨が降っていても問題ないですね。たくさん楽しんだ後にはそのままゲストルームに流れ込むように宿泊することもできます。なかなか気軽に旅行に行けない期間が続いていますから、グループで貸し切りにできる近場の施設として楽しんでもらえますし、半分アウトドアですから空気の流れもあって安心して利用してもらえると思います。
さらに立地がビル街ということを考えて、屋上緑化のために植栽を設置しました。植物はこれからどんどん育ってくるので、緑の生命力を感じられる施設として都会のオアシスになってくれればいいなと思っています。
トレーラーハウスって秘密基地のような期待感やワクワク感があったりすると思うんですけど、中に入ってみたらトレーラーハウスのクオリティをはるかに超えているという驚きを体感してほしいですね。これはきっと男性だけじゃなくて女性や小さいお子さんにも実感してもらえると思うんです。

佐藤「どうせトレーラーハウスでしょ?」って来たお客さんを驚かせたいですよね。HUBHUBは色んな機能を持つユニットの組み合わせによって様々な施設を生み出せるのがメリットなんですが、そのバリエーションや機能性、デザイン性の高さを実現できたのは柳生さんのおかげなので、お願いして本当に良かったと思っています。

柳生 千恵(やぎゅうちえ)

(やぎゅうちえ)
interior design Strasse 代表。インテリアコーディネーター、City & Guild introduce to Home Interior Design Certificate (英国資格)、キッチンスペシャリスト、福祉住環境コーディネーター整理収納アドバイザー。東京青山・鎌倉を中心に活動。Nostalgic and Glamorous なインテリアデザインを得意とする。店舗デザインや、トレーラーハウスによるリゾート施設等のトータルデザインコーディネートの経験も多数。

同じ思いに寄せる信頼、生まれる熱量

―デザインの特長やこだわり、今後の展望について

柳生トレーラーハウスを隙間なく配置したことで、一つの集合体として連続した空間に見えるように一体感を大切にしました。敷地の面積や道路までの距離を考えて、ドアの向きや角度も工夫しています。色使いにもこだわってますし、すごく楽しんでデザインさせてもらいましたね。

佐藤ここに至るまで相当数のデザインを書いてもらってますよね。打ち合わせの度に内容が変わるなんていう無茶なお願いもしましたが、それにしっかり対応してくれる頼もしさを僕らは「柳生マジック」と呼んでいて。

柳生この2年でだいぶ鍛えられましたから(笑)私のトレーラーハウスのデザインには、今までのインテリアデザイナーとしての経験や学んできたことを落とし込んでいるんですけど、佐藤さんの「トレーラーハウスだからといってチープなものは提供したくない」というのは私も同感なんです。それがあるからこそ、これからも一棟のホテルを設計するのとなんら変わらない、むしろそれ以上の熱量で取り組んでいこうと思っています。

佐藤まだ世に出ていない柳生さんデザインのHUBHUBユニットはいっぱいありますから、今後はそれをひとつひとつ一緒に実現して行きましょう。

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